2011/4/5 火曜日

HERB&DOROTHY


シアターキノで始まった映画「ハーブ&ドロシー」を観に行く

「美術館や画集で観るのとは違って、この映画の中ではモダンアートが
とても人間的に温かく感じられます。
ヴォーゲル夫妻は言葉や知識にとらわれずに、
自然を観るのと同じ様に、生まれながらの自分の目で
作品の<美>とその背後の<人間>を発見します。
モダンアートが、そしてマンハッタンに済む
ある夫妻の半世紀に近い生活が、
こんなに生き生きと魅力的に見えた事はありません。」
                  谷川俊太郎


リチャード・タトルの言葉が印象的でした。
「我々は多くを見ているようで何も見ていない。
だがハーブとドロシーのように”見る目”のある人もいる。
見たことが目から直接魂に届くんだ。
脳をとおらずにね。」

映画の中には、在りし日のジャンヌ=クロードが語る姿もあり、
嬉しかった。クリストとジャンヌ=クロードのプロジェクト
<ゲート>の作品の中を歩く二人の姿はとてもチャーミング。 

アートに真摯に向き合うお二人の素朴で
情熱的な姿がとても魅力的でした。








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