北海道への気持ち
今日は雨が降り少し肌寒いお天気です。
少しずつトークイベントの様子をまとめています。
先週の札幌芸術の森美術館でのトークイベントの最後方の質問
各会場を回っていた熱心なファンの瓜生さんから
「足掛け3年にわたって北海道での展覧会、講演会、北海道の写真を撮られて、
感じた事を端的にお聞かせいただけますか。」
森山大道氏
「難しいね~ 北海道「我が愛」なんてね。
ま~ぁ、聞いたら恥ずかしいようなこと言っていたのだけど
そんなに簡単に愛なんて、口にだして言うもんじゃないな~と
つくづく自分で感じましたね。
だって北海道のいくらの場所も撮っていないのにさ、
「我が愛」なんて恥ずかしい事言って、
今は一番の後悔だね。
だから北海道のトータルの感想ではなくて
不思議な事に、
やっぱり羽田から北海道に行く日の
羽田は心嬉しいのよ。
もうそれに尽きるんだよね。
なんか特別とか説明するのではなくて、
なんとなく、
これから札幌行くんだ~というね、
北海道行くんだ~というね、
他の土地ではないんだよ。
僕の生まれた大阪には、大阪いくんだ~とは
ときめかないんだよね。
ある種のときめきというのがどこかにある。
いくつになっても。
それが僕の北海道への気持。」
3年間、道内各会場の展覧会、トークイベントを重ね、
ファンの方と森山さんの距離が少しづつ近くなっていきました。
最後のお話して下さった北海道への気持ちは
北海道の森山ファンにとっては心嬉しいメッセージでした。
宮の森のトークイベントの写真もまとめてみました。
